2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
会社の暑気払いみたいなものがあって、サンドイッチやら菓子やらを並べて、たくさんのビールとワインを隣にそえた。暑気払いとはいえども、若手二人が外に出はってしまう、ちょっとした送別の会。 「上のかた」がいつもの決まりきった、型にはまった、予定調…
昨日はベッドの中、スミノフを傍らに置き、川上未映子の『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』を読んでるうちにいつの間にか眠ってしまい、朝起きたらば実に11時間も眠っていて、いつもの倍じゃねえかと思いつつ、のどの渇きを癒すべく残りのス…
この日は前日の興奮を引きずりつつも仕事に取り掛かるのだが、身が入るのだか、入らないのだか。もう人生で大事なことって、「自分が心から好きなこと、あるいは自分が本当だと思うことを追求していく、あるいは追究していく、そんでもってそのことを通じて…
今日は川上未映子の『わたくし率〜』の対談(聞き手・豊崎由美)を聞きに、神保町にある三省堂・自遊時間に行ってきて、会社がそもそも神保町だから、なんだかそこに川上未映子が現れるのが不思議な感じがしたのだけれど、時間よりだいぶ前に到着して、普段…
ゴダールの『軽蔑』を観る。例によって全然入ってこない。びっくりするくらい入ってこない。ゴダールがヒーローだった60年代、70年代に生まれていたのなら、彼のアフォリズムに満ちた作品はやっぱり新しい何かとして衝撃をもたらしてくれたのかもしれな…
ひさしぶりに朝まで呑んだのだけれど、毎日5時間程度の睡眠のわりには、まったく飲んでる最中やカラオケで歌っていても眠くならないということはまだまだ自分も若いってことなんだろうな。 3次会のカラオケでケツメイシの「三十路ボンバイエ」を熱唱してい…
憂鬱な出来事が重なった一日の締めくくりとして、今日はミヒャエルハネケの『ファニー・ゲーム』を観た。この作品を久しぶりに観て、無論反吐を吐きたくなるシーンがてんこもりで、実に不愉快にはさせられるのだけれど、ハネケはもう現代の映画監督の中では…
川上未映子の佳作『わたくし率イン歯ー、または世界』を読んで、今は遡ること7年前・・ええ?もうそんなに経過したのか、トラルファマドール星に連れ去られたビリーのような時間の波の中に放り込まれた気分になっている夜下がりなわけであるが、その7年前…
フィル・ウッズの「ライブ・フロム・ショーボート」はなんでかこんなに暖かくて力強いのだろう。そして注がれているところの音楽的な眼差しみたいなものがとても優しくて、今日もそんなわけでターンテーブルに載せて聴き入っている。コロナビールをぐびぐび…
疲労感を残して起床して、ミゲル・ゼノンの中性的な音楽を流しながら日本経済の勉強をすすめる。朝食はどうしようかと思い、近所のベローチェとかはいやなので下北まで足を運びマサコでモーニング食べようと思ったら11:30openとある、無常。 ヴォネガットの…
今日は朝にテレビが運び込まれて、それを押し込めたあと、こまかい設定をして映してみたらば、非常に美しく明瞭に映ったことには驚きだった。もはやアナログなどでは見れないな、などと思ったりもするのだけれど、よく考えればハイビジョンでなくても、大型…
今日から89歳の老師もすなるブログを書くことにする。 長い夏休みで精神的に余裕が出て来た証拠なのだろう、日々に起こる雑多なこと、愉快なこと、臓腑につきささるような芸術作品、忘れられない断片を切り取って書き綴っていこうと思う。 今日は液晶テレビ…