2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘヴン

先週末はアホ友のM美から荷電あり、なんでも家にゴキブリが出たとのことでヘルプミーとのことだったので、月島くんだりまで行ってきた。 たまたまディセントというけったいな、しかし身の毛もよだつホラー映画を観てたばっかりに戦闘態勢になっていたので、…

PETER FINGER

今日は曙橋のBACK IN TOWNでピーターフィンガーのライブを聴いた。 フィンガースタイルのアコースティックギターミュージックという、今でこそ巷に氾濫している一つの音楽領域において、ささやかではあるが確実な達成を積み上げている人。アコースティックギ…

4つのM

西部邁の『妻と僕』を読む。死の時間に片足を突っ込みつつ、浮き世の雑事に追われていると、どうしても心棒を固めてくれるようなソリッドな文章に触れたくなる。 そういう意味では西部翁の、その生き様にまで高揚した論理が散らばっている本書を読むと、一服…

弔いの日に

戦争も飢餓も知らない世代にとって、死というものが突如として突きつけられると、呆然を通り越して得体の知れない奇妙な感覚に襲われる。 江藤淳が『妻と私』の中で記している、日常性と実務の時間から離れた世捨人のような「死の時間」というのはこのような…