三沢が死んだ

三沢が死んだ。死んでしまった。
呆然である。文字通りの呆然だ。また一人、自分の心のどこかの支柱となっていたような大きな星が墜ちた。
プロレス観戦からは大学卒業して以来久しく遠ざかっていた。三沢のノアや新日本や全日本がその後どんな状況だったのか全く明るくない。
齋藤の殺人級の高角度バックドロップは見ていて恐ろしいほどの角度だが、まさかこのようなことになるとは。
スポーツうるぐすをつけると全くどうでもいいサッカーや卓球の話題。裏番組も野球特集とサッカー・・。ふざけるな。
リングの上で死ぬのは不幸とか、本望とか、そんなことはどうでもいい。
そんなこと、三沢がレスラーとして28年やってきてとっくに覚悟の上に決まっている。
そうだからこそ三沢のプロレスは、ショープロレスだの八百長だのと有象無象が言うのを払拭するかのように、丁々発止の激闘を毎回毎回繰り広げてきたわけだ。
心から冥福を御祈り申し上げる。