Viva La Vida

昨日は友人の結婚式に行って来た。
表参道の閑静な住宅街にある豪奢なパーティ用のガーデンプレイスにて。
友人の友人としてパティシエの柿沢さんが来ていた。最近は情熱大陸にも出演して活躍が注目されている。
年齢は一つしか違わない、ひょうひょうとした女性だったけど、やはり才気ある人特有の「眼」をしていた。
好奇心がおそらく尋常じゃないのだ。おれのように何事も俯瞰してみるような性質じゃない。
好きとなったらがむしゃらに何も考えずに飛び込んで行くんだろう、そんな眼。

Cold Playの「Viva La Vida」を聴いている。

昔々、僕は世界の王様だった。
僕の一声で海の水位が上昇した。
今では孤独の朝に眠り 
昔僕のものだった路を掃き清めている(拙訳)

21世紀はロックが進化しているなと思わされる。
ロックアートというか前衛というか、単調なビートやメロディには組せずに新しい音の領域に飛び込んでいく作品が多い気がする。
Cold Playしかり、Radio Headしかり、Keaneしかり。
聴いていて無理のない心地よさが何とも言いがたく、いい。
たまにはグツグツと煮えたアルバートアイラーみたいなジャズが聴きたくなるけれど、戦いで疲れきった脳にUKロックは最高。